目次
Wilson Blade 100 v9 の特徴まとめ
コンセプト
Wilson「Blade」シリーズの100平方インチモデル、最新版のv9。
コントロール系ラケットとしての特長を活かしつつ、100インチ×300gの黄金スペックで幅広い層に使いやすい仕様に仕上がっています。
従来のしなり感を残しながらも安定性を強化し、より「振っていけるのに安心感がある」ラケットに進化しました。
仕様(スペックの要点)
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フェイスサイズ:100平方インチ → 安定感と扱いやすさのバランス
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重さ(ストリングなし):300g → 中級者も振りやすい黄金スペック
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バランス:320mm → 操作性と安定性を両立
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フレーム厚:22mm均一 → 薄めでしなりを感じやすい設計
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ストリングパターン:16×19 → スピンとパワーのバランス型
打球感と性能
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打感:しなり感が強めでボールを掴む感覚がはっきり。柔らかいフィーリングが特徴。
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コントロール:狙ったコースに打ちやすく、スイングした分だけ応えてくれる精度の高さ。
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パワー:厚ラケに比べると控えめ。ただし100インチなので「飛ばなさすぎない」安心感あり。
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スピン:自然に回転がかかりやすく、ドライブ系でも弾道が安定。
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ネットプレー:フレーム剛性が高まり、ボレーでの安定感が向上。
テクノロジー
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StableFeel(新設計)
v9から採用された新フレーム構造。しなりを維持しながら剛性を強化し、安定感を大幅に向上。 -
FORTYFIVE°
スイング中のフレームのしなりを最適化し、柔らかい打感と安定したレスポンスを両立。 -
DirectConnect
シャフトとエンドキャップを一体化し、面安定性と打球感を強化。 -
Parallel Drilling
スイートスポットを広げ、オフセンターでも安定した飛びをサポート。
ターゲットプレーヤー
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中級〜上級で、コントロール重視のプレーヤー
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フラットドライブ主体でラリーを組み立てたい人
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厚ラケの飛びすぎが苦手で「振った分だけ飛ぶ」感覚を求める人
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安定した打感で、試合で安心して振り抜きたい人
Blade 98 v9 との違い
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フェイスサイズ:Blade 98は98インチ。よりコントロール特化でスイートエリアは小さめ。Blade 100は100インチで安心感があり、ミスに強い。
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打感:Blade 98はよりタイトで硬質なフィーリング。Blade 100は柔らかめで掴む感覚が強い。
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パワー:Blade 98は飛び控えめ。Blade 100はややアシストがあり、中級者でも扱いやすい。
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スピン:Blade 98は弾道低めでフラット向き。Blade 100は自然にスピンがかかりやすく、高弾道で攻めやすい。
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対象層:Blade 98は上級者向けの「競技志向」。Blade 100は中級〜上級まで幅広く、扱いやすさ重視
Blade 100 v9 まとめ
Wilson Blade 100 v9 は、しなりによる柔らかい打感と精度の高いコントロールが魅力の黄金スペックラケット。
新設計のStableFeelで安定性が向上し、従来よりもネットやリターンでの安心感が増しました。
「飛びすぎない安心感」「振った分だけ飛ぶ正確性」を求める中級〜上級プレーヤーに特におすすめの一本です。
レビュー
1
コントロール重視で打ち抜ける一本
・ガット:Luxilon ALU Power 125 / 47ポンド
・年代/性別:30代 / 男性
・レベル:中級
感想:
ブレード特有のしなり感は若干薄くなっているけど、100インチになったことでボールの飛びとラリーに安定感がでる気がする。98インチだと低軌道に飛ぶイメージだけど、100インチはより高弾道を狙いやすいスピン系のラケットになっているなと感じた。
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